A Day in the Life of Tokyo - 31 Mar, '20
- teidoi
- 2020年3月31日
- 読了時間: 1分
午前六時八分、曇り、桜の下を散歩している。昨日の身の周りの整理で、書類をあらかたシュレッドすると、もやもやしていたものも晴れるようにすっきりしていった。

空になった引き出しの底を拭いていると、すっと風がひと筋入ってきたような気がして、風の精でもやってきて、こんなにも晴れ晴れした気持ちになったのかとも思った。
なにか、似た歌があったようなと記憶をたどれば、キャンディーズの『微笑がえし』の
ーー 春一番が 掃除したてのサッシの窓に ほこりの渦をおどらせてます
なんてフレーズが頭のなかに。
風とは、なんてすがすがしいのだろうと思う。
三十年以上前、この曲を、ラジオの毎週日曜日のベストテン番組で聴いていた。そのとき、高校入学を控えた三月にも、すがすがしく、ワクワクした気持ちになっていた。
出ていく風。入ってくる風。来る人と去って別の場所へ発つ人。今日三月尽。
(『微笑がえし』作詞阿木耀子より)
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